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「ブレイブ・ストーリー」 宮部みゆき著

映画にもなりましたね~
宮部みゆきが書いたということで売れたのか、純粋に面白くて売れたのか定かではありませんが…
個人的にはよくあるファンタジー小説と思っていたし、今もそう思っています
よくあるファンタジーの世界に宮部ワールドを少しだけ加味し、普通のファンタジーとは若干違う味をかもし出した
うまいです♪
宮部みゆきはあざといとまで言い切れるほどの設定でもってストーリーを作り上げていく作家ですね
それがこの「ブレイブ・ストーリー」の世界でも遺憾なく発揮されており、ま、普通に楽しめて読めますよ~
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)
(2006/05/23)
宮部 みゆき

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冒頭(上巻)はおなじみの宮部ワールド
平凡で平和だと思っていた家庭が少しずつ崩壊していく…その過程がしつこいと思えるほど丁寧に描かれています
もう一度、幸せな家族を取り戻す!
ワタルは運命を変えることを決意します…

で、ファンタジーの世界へ

ファンタジー小説というのは色々な定義があると思いますが、基本的には「選ばれし者(勇者)が何かを探しにいく旅(行いにいく旅)」を描いた小説ですよね
選ばれし者…
平々凡々(かもしくは苦境に喘いでいた)に過ごしていた主人公がある日、何者かに選ばれ、旅に出かける
「指輪物語」しかり、「ハリー・ポッター」しかり、基本はこの設定をなぞっています
あとはその基本パターンにいかに肉付けをしていくかで作者の技量が問われます
宮部みゆきにはこれが弱かった
ファンタジー作家でない宿命か、売れっ子作家の宿命か、全てをソツなく作り上げているのですが、ファンタジーを描いた世界は全てデジャブの世界しか有り得なかった
全てがとはいいませんが、ある程度はどこかで見た世界をここで取り上げているだけ…という感じがすることは否めなかった
まぁ、今は上巻を読み終えたところ
これから中巻、下巻を読みますが、基本的には同じだろう(少なくとも前、読んだ時はそう思いました)
何度読み返しても宮部みゆきが純粋に創作したファンタジーは見つけられないと思う
売れっ子作家の宿命か-彼女の小説は売れるためのしかけをしなくてはならないのだろう
そのための冒険と安定性、二つが求められる辛さというところだろうか
それゆえに最近の彼女の作品にはなんら魅力を感じない
わたしの感受性の問題だろうか?

ちなみにわたしが宮部作品で一番好きなのは、
デビュー間もない頃(?)の作品「火車」
これを読んでカードをむやみに使わない、ということを学びましたよ(汗)
この頃の彼女は冒険をしている感じがあり、筆の一つ一つに勢いがあり、大層魅力的でした
今、読み返しても素晴らしい作品です
是非、機会がありましたら読んでみてください~
火車火車
(1992/07)
宮部 みゆき

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