All Entries |  Monthly Archives |  Tag Cloud |  New entry |  Up load | 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『喪失の国、日本』インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」

わたしは結構、外から見た日本、というのが好きである
古くは魏志倭人伝からはじまり、
有名なルース・ベネディクトの『菊と刀』しかり、
キャサリン・サンソム夫人(イギリス外交官夫人)の『東京に暮す』などなど。
なかでも一番、気に入っているのは下記↓
『喪失の国、日本』です♪

喪失の国、日本―インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」 (文春文庫) 喪失の国、日本―インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」 (文春文庫)
山田 和、M.K.シャルマ 他 (2004/01)
文芸春秋
この商品の詳細を見る


表題にあるように
市場調査会社に勤めるインドのエリート・ビジネスマンが1992年、
日本に来日し、生活した時の暮らしである

1991年、インドは経済体制を大きく変換させる
それまでの社会主義型計画経済から自由主義経済へと
その時期に著者、M・K・シャルマ氏は来日している
その事実からも氏が生粋のエリートであることが伺える
その頃、日本はバブルの名残をまだ残していたであろう(恐らく…)

同書は氏と訳者の山田和氏が出会った場面から始まる
これがまるで映画のような偶然の出会いである
それだけでこの本がいかにロマンティックで魅力的にみえることか!
本の中身としてはまぁ至って普通の日本が
インド人の目を通して見るといかに不思議に満ち溢れているか、ということにつきる
氏はソニーとナショナルの国である日本のテクノロジーに驚嘆し、
銃を持った警備員がいないことに驚き、
両替した紙幣がホッチキスで留められていないことに感動し、
トイレに付く様々のボタンに戸惑い、
靴を脱いで揃えることに嫌悪を感じ、
日本女性の奔放さに驚き、
とかようにして氏は不思議の日本を「体験」する
氏が備えているエリートとしての教養、
そして、
本質的にもっている氏個人の素朴さ(インド人の素朴さ?)・好奇心が
絶妙にあいまり、
面白おかしく読めます
また、インドのカリーと日本のカレーの違いも分かります!(笑)


終わりのほうに近づくと多少だれる部分があることも否めないが、
それでも研究者ではない(純粋な意味で)個人が記録したものとして
大変面白く、また、大変感動をさせられた本である
バブルの頃は去り、
経済大国の名を欲しいままにしていたときは既に過去のものとなっているが、
それでも今、読んでも違和感を感じさせない本である


私も少し前に読みました。
いろいろ考えさせられたよい本でした。
「訳者の序」でのシャルマさんの生きざまに考えさせられました。
日本という存在、現代に生きるということについて
考えさせられますよね。

はじめて読んだ時

本当にのめりこむようにして読みました(汗)
仰るとおり、序章で思ったことは「何があったのだろうか」ということです。
エリートとしての人生を捨て、インドの片田舎で日本と細々と貿易を行なっている様子のシャルマ氏。
日本というディズニーランドで生活をした後の氏の心境を知りたいですね


管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。